About
そなえについて

企業理念

そなえ株式会社((株)sonae)は、持続可能な健康社会の実現に向けて医療機関、企業、そして地域・世界の皆様一人一人を最先端のICT技術で繋ぐ、〈命の懸け橋=いざという時の備え〉になることを志す岡山大学発ベンチャーの会社です。
私たちは、弊社の事業活動を単なる営利目的ではなく、「受くるより与えるが幸いなり」の言葉の如く、地域・世界の「安全・安心な医療」と「健康で幸福な生活」に対し、国内外の企業や研究機関、行政等と連携し、多様なステークホルダーと共に新たな価値を創造・発信する、社会貢献活動でもあると考えています。
岡山大学は、全学を上げて国連が提唱するSDGs(Sustainable Development Goals)への達成貢献を推進しており、Society5.0時代のサステナビリティーとウェルビーイングを最先端のICT技術で実現するために、私たち《そなえ株式会社》は「アジャイル・イノベーション」を重要なテーマとして位置づけ、迅速な意思決定と素早い開発サイクルを可能にする組織を目指します。
私たちは、どのような緊急事態にあっても皆様の大切な命を守り抜くことを最優先に考え、大学発ベンチャーならでは創発的技術開発を通じて「誰一人取り残さない安心で健康なスマート社会」の実現につなげることが、人類共通の価値観である「世代を超えて互いに尊重し合い、助け合う慈愛の精神」を、地域・世界の皆様と共に体現することになると考えています。

企業経緯

現在、様々な災害、疾病、紛争など地域・世界を広く巻き込む多くの解決すべき課題によって、私たちが暮らす社会はとても不安定で予測困難な時代に突入しています。
深刻な地球規模の危機的状況を目のあたりにし、これからの時代における政府、団体、企業を含めた全ての非営利・営利組織には、「未来のあるべき姿」に向けた在り方そのものが大きく問われ始めています。特に、長期間の資本主義における営利原則の追求によって、健康と安全の確保に関する社会的弱者への支援は、その多くが未だ立ち遅れているのが現状です。
したがって、これからのSociety5.0時代を生きる全ての企業は、人々の心身ともに豊かな生活と誰一人取り残さない持続可能な社会の両者を実現するために、改めて企業倫理の観点からその社会的責任とあるべき姿を見直し、持てるリソースの多くを包摂的な社会貢献のために活用することが重要だと考えます。中でも、女性の出産に伴う危機管理への支援については、人口減少に喘ぐ日本に限らず、アジア・アフリカなどの人口増加地域においても早急な解決が望まれる重大な社会課題の一つとなっています。かかる課題の解決に向けて、私たちが教育研究機関として最先端のICT技術により構築した妊産婦緊急搬送補助システム「iPiccs®(アイピクス)」は、SDGs推進研究大学である岡山大学が現在取り組んでいるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)活動の医療における新たな展開として、広く地域・世界に発信すべきイノベーションであるといえます。
このたび私たちは、「iPiccs®(アイピクス)」を始めとするICTを活用した各種サポートシステムをもっと広く地域・世界に普及させ、一人でも多くの皆さまに安心と健康を届けるべく、岡山大学発ベンチャーとしてそなえ株式会社((株)sonae)を創業することになりました。これからも私たちは、先人達から受け継ぐ慈愛に満ちた医の精神と大学ならではの革新的創発力を発展させ、STI(Science, Technology, Innovation) for SDGsを通じた新たな価値創造に取り組み、皆さまのウェルビーイングの向上に貢献してまいります。

企業目標

SDGsが掲げるゴール・ターゲットにおいて、特に以下の2項「Goal 3.d:すべての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康リスクの早期警告、リスク緩和およびリスク管理のための能力を強化する。」「Goal 9.1:質が高く信頼できる持続可能かつレジリエントな地域・越境インフラなどのインフラを開発し、すべての人々の安価なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援する。」の達成にむけ全力で取り組みたいと考えます。
臨床の現場や、生活していく上で必要な革新的システムを生み出しつつ、本邦の誇るべき周産期医療や長寿大国のノウハウを、世界各国へ大学発ベンチャーとして発信していきたいと考えます。

事業案内

■病院間、病院救急搬送間、災害時の情報連携への妊産婦緊急搬送補助システムiPicss®構築事業
■老健施設等の病院間、救急搬送間、災害時の情報連携への搬送補助システム構築事業
■母子健康手帳データベースの構築事業(i子手帳アプリの開発、診療情報、乳幼児健診、妊婦健診情報等)
■安心できる妊娠、出産、子育てへの備え
■家族支援への備え
■災害アイテム販売委託、アイテマ(愛入り手間なし)アイテムの紹介
■インターネット販売、雑誌、SNSや映像配信を用いたサービスの委託事業
■ウーマン・チャイルドヘルスケアへの備え
■データの利活用に関する各種サービス
■教育
■各種会合支援への備え
■IoTを用いた教育対応
■学会、講演会などの企画、運営、設備、コンサルティング業